2015年9月23日水曜日

広告SDKはAppsFlyerにしました

前回のblogで、あまり集客にお金をかけられない、と書きました。

とはいえ、LTV < CPI をキープできる限り、つまり ROAS (Return on Ad Spend = 広告費用対効果) が 100% 以上であるならば、プロモーションしないほうがアホです。

なので、広告によるユーザー獲得 (paid acquisition) は、絶対やります。

そのためには、アプリにトラッキング SDK をきちんと仕込んでおくことで、
  • 各広告チャネル (ならびにオーガニック) ごとに
  • 課金や継続率といった KPI を計測し
  • チャネルごとに出稿時の単価をコントロール
することが必要になります。

簡単に言うと、Google 経由で獲得したユーザー、Twitter 経由で獲得したユーザー、AppLovin で獲得したユーザー、など「どこから獲得したユーザーか」で分けて、どれぐらいアプリを使ってくれているのか・いくらお金を使ってくれているのか、などを追いかけるということです。

より高いお金を払ってくれるユーザーがとれているチャネルには、より高い単価で出稿しても良いわけです。
(AppLovin から獲得したユーザーが 1 人あたり 1,000 円使ってくれるなら、1,000 円までなら獲得コスト (CPI) をかけても黒字になるし、Twitter ユーザーが 500 円しか平均で使ってくれないなら、500 円以下に CPI を抑えないと赤字になってしまう)
(数字はあくまで例です)

さて、じゃあどこの SDK を入れようかな...といくつか検討しました。
検討したポイントとしては下記の 3 点。
  • 機能
    • やりたいことが出来るか
    • 管理画面が見易いか
    • セルフサーブで使えるか
  • 価格
  • サポート 
    • ドキュメントの充実度
    • レスポンスの早さ
    • 出来れば日本語対応

そして検討の結果、記事タイトルにもある通り、イスラエルの AppsFlyer を導入することにしました。
決定にいたったポイントをまとめます。
  • 機能は申し分なし
    • The イスラエルのアドテク というかんじ。高機能で、スッキリ見易い UI
  • 料金体系 が超明確、かつ安い
    • 広告経由のインストールにつき $0.05 / 件 (ボリュームディスカウントあり)
    • 広告経由以外のインストールは無料
    • それ以外には費用が一切かからない
  • 導入資料 (オンライン) が日本語でしっかりまとまっている
    • これ、後述する女性が 1 人で全部作ったらしいです。凄すぎ
  • 日本語でのサポートが早い
    • 日本にはようやく 1 人採用したとこらしいが、イスラエルから日本人の女性がサポートしてくれる

ちなみに上で出てくる女性、以前アド部で イスラエル関連の勉強会 を開催した際に、オンラインでパネルディスカッションに参加してくださった方。
(ぼくがモデレータでした)

なので以前から面識があって話しやすかったのです。
こないだの東京ゲームショウでようやく初対面を果たしました。

なお隠れたポイントとしては、彼女の見た目と声がけっこう好み というのもあります。
(残念ながら人妻でいらっしゃいます)

他に今回検討した SDK は下記の通りです。
印象とか書こうかと思ったんですが、実際使ったことがなく、根拠の無い伝聞にしかならないと思ったので、やめておきます。

  • 日本のもの
    • FOX (CyberZ)
    • PartyTrack (Adways)
  • 海外のもの
    • MAT = Mobile App Tracking (TUNE)
    • adjust
    • AppsFlyer


Tatsuo

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